2007年10月23日火曜日

CASECを始めて受けてみました

英語の検定試験を、20年ぶりに受けてみました。英語の検定試験といえば TOEIC と英検が有名ですが、今回受けたのは CASEC と いいます。英検を実施している日本英語検定協会の試験で、英検と違い、オンライン、オンデマンドでいつでも受験できます。ただし長文読解、スピーキング、 自由 英作文はありません。口頭のコミュニケーション志向の試験だと思います。また合計40分ほどで試験が終わり、試験結果は即時に表示されます。ただし正答誤 答が表示されるわけではないのでどこで間違ったかは 別に調べないとわかりません。

試験は4部門、語彙、表現力(慣用表現など)、リスニ ング、ディクテーション(穴埋め)でそれぞれ15問、 250点満点です。ディクテーションは括弧内に キーボードで答えを入力します。他は4つの選択肢からひとつを選びます。解答時間がそれぞれ決まっており、時間切れになると自動的に次の小問に進みます。 NEXT ボタンをクリックして進むことも出来ますが、実はここにわながありました(後述)。

気になる得点ですが、私はそれぞれ 210, 183, 181, 158 でした。前から自分でも感じていましたが、リスニング力は弱いようです。またセクション3で、うっかり(まだ解答していないのに)NEXTボタンを押して しまいました。スピーカーの音量を変えようとして、間違えてクリックしてしまったようです。CASEC にはガイドツアーといって模擬問題がありますので、そのときにスピーカーの音量調節などは済ませておくのがよさそうです。

なお試験方式の違いのため完全な互換性は保障されていませんが、スコアとともに英検、TOEIC、TOEFL のそれぞれへの換算スコアも表示されます。

またスコアにはアドバイス欄があり、評価とともに学習tipsが表示されます。私の場合はこんな感じでした。
  • 語彙力:新聞・雑誌などを読み、十分に内容を理解するだけの語彙力があります。
    今 後より語彙力を高めるためには、例えば医療、政治、科学といった特定の専門分野に関連した単語も覚えるようにしましょう。ある単語から連想される語を次々 と調べ学習していく"word mapping (例: article - writer)"などを実践してみましょう。

  • 表現力:日常生活に必要な表現や、社会生活で交わされる基礎的な表現は理解できています。次の段階としては、社会生活で使用する表現をさらに増やし、口語表現なども増やしていきましょう。また、日本語訳は似ていても、"catch sight of"と"find out"のようにはっきりと使用する場面が違うものがありますので、注意して学習しましょう。
  • 聴解力:Native-speakerが普通スピードで話す比較的広い範囲の話題についての会話を聞き取り、概要及び詳細が理解できます. 直 接述べられていない事柄でも、聞き取った関連語から推測して話題を理解するとができます。しかし、情報量が多くなると、部分的な情報を聞き逃してしまうこ とがあります。普通の速度で話される英語を数分間集中して聞き取る練習をし、英語が聞こえてくると同時に理解できるようにしましょう。

わりと具体的なアドバイスをくれるのが親切でよいと思いました。アドバイスも薄々感じていたことを突かれて的確だと思います。マインドマップを使ったワードマッピングは中国語などの語彙の点検やには使っていますが、英語ではやったことがなかったです。きょうちょうど http://www.visualthesaurus.com/ (有料、14日間トライアル付)というサイトを見かけて気になっていたところでもあり、英語の学習にも今後は取り入れていこうと思いました。

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